


二瀬ダムのハウエルバンガーバルブからの放流。(ほぼ最大流量)
なぜハウエルバンガーバルブの水流を拡散させずにわざわざまっすぐにして放流するのか

だったらホロージェットバルブで良いぢゃん

この謎がとりあえず解けました。
二瀬ダムについては、このダムの建設時にはまだホロージェットバルブは無かった・・・

ハウエルバンガーバルブについては、数多くの文献があるのですが、
ホロージェットについては調べても判らなかったのでいつ出来たのかが特定できませんでした。
でも、ホロージェットを国内で初めて採用したのが黒又川第二ダムらしいのです。
これも確かとはいえませんが、これから推察すると・・・
黒又川第二ダムは1961年着工、1964年竣工ですので少なくとも1964年以前に
竣工したダムについては、ホロージェットを採用できないわけです。
二瀬ダムの着工は1952年、竣工は1961年です。
よってホロージェットを採用したくてもまだ無かったということになります。
つまり水の運動エネルギーを削り直線的に放流させるには
当時としてはこれしかなかったというのが正解のようですね。
しかし、ホロージェットバルブっていつ、どこの国で発明されたんでしょうね。
これが判れば確定できるのに・・・
- 2010/07/01(木) 01:08:34|
- ダム
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| コメント:2
これは貴重な情報ですね!
稲核ダムは1965年着工ですが、信頼性を選んでHBにしたんでしょうかね。
- 2010/07/01(木) 01:20:52 |
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- 宮島 #-
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> これは貴重な情報ですね!
> 稲核ダムは1965年着工ですが、信頼性を選んでHBにしたんでしょうかね。
う~ん、やっぱりHBのほうが保守点検が楽ってのもあるからなぁ~
それとも安かったとかw
あと着工時よりも設計時のほうが問題になるかも・・・
- 2010/07/01(木) 02:04:27 |
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- 萃香 #-
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